「どうしよう………」 見失っちゃった……… クリスマスで賑わう街の真ん中で私は キョロキョロ見渡した。 「どこ………」 ――――朝陽くんっ!!! 「……あっ!!……るあ!」 え?? 今、朝陽くんの声…… 「朝陽くんっ!!」 「来愛っ!ごめんっ!」 私を見つけて、私の元へ走ってきてくれた 朝陽くんは私を力いっぱい抱きしめてくれた。 「ごめん。俺……」 「朝陽くん。見つけてくれてありがとう。」