「朝陽くん……」 「白河、ちょっと借りていい?」 「どんだけでも借りてってー」 「ちょっ!!麻耶ちゃん!!」 麻耶ちゃんは私が付き合ったって言う前から気づいてて、 要くんと麻耶ちゃんは私と、朝陽くんが付き合っていることを知ってる。 「サンキュー」 そう麻耶ちゃんに言って私の手を握り走る朝陽くん。 みんなから死角になる、中庭に連れてこられた。 「なぁ、来愛。クリスマス開けとけ。」 「え?」