「ねぇ。もう、降りてもいいですか?」



そう、俺の顔を見上げて言う来愛。




やばい。

俺マジで理性…………




「朝陽くん?」


「あ?あ、ああ。降りていい。」 



むしろ降りてくてれて助かった。



俺は片方の手で顔を覆った。




「朝陽くん……どうしたの?顔赤い……」




俺は来愛にそう指摘されてなんだかむず痒い。