朝陽くんの話を聞いておらず、


「え!?」


と言うと………。



「だから教えてやろうかって言ってるんだけど。」



えええええっ!!
ウソ……



「あ、あの……」


「何、いやなの?」


「い、嫌なわけないじゃないですか!!」



私は否定するのに大声を出して、
また注目を浴びてしまった…。



「ぷっ。お前面白いな。」



そう言いながらポンと私の頭を撫で、
席に戻って行った。



何……



ドキドキ……



心臓破裂しちゃいそう……




もう……



ダメ……