【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!






「何にもないよ!!」


「来愛っ…!!」


そう声を張って私の両肩を抑えた麻耶ちゃん。



「話して?」



真剣な表情ででも優しい口調でそう言った。



私はそんな麻耶ちゃんの前で我慢していたのか涙があふれた。




「……何にもないって…言ったらウソ…になっちゃう。
でも、何かあったって、言ってもウソになるから……
ごめん……」



私は涙を流しながら言った。



そして「今日は帰るね。」



そう言って私は来て間もない学校を後にした。



麻耶ちゃんは私を止めはしなかった……