そう言って私を抱き寄せる。 「兄貴、来愛に愛想尽かされんぞ、 んなあほなことしてると。」 と、朝陽くんの部屋の前を通りかかった ユウくんが言って、階段を降りていった。 「こら!夕陽!お前連れていかねえぞ?」 「べっつにいいよー!」 と兄弟のやり取りを聞いて 私はなんだか和やかな気分になる。 陽菜ちゃんも莉子ちゃんも、 柔らかい笑顔で二人の様子を見ていた。