「だから、今日はありがと! 朝陽くんも大学受験勉強がんばってねっ!」 そう言って笑って、走り去る来愛。 「来愛っ!!」 俺の叫び声ははかなく消える……。 俺は来愛の家の近くにある公園の前で 立ち尽くした。 どうしたんだろうか……?? 来愛がおかしい… いつものアイツじゃない…… どうしたんだよ…来愛。