「ち、ちょっと………//// 朝陽くんっ………苦しいよもう………」 その場に座り込んでしまった私は 朝陽くんの歩いていった方を見つめながら そう呟いた。 「来愛!!早く来いよ!!」 また入り口に戻ってきた朝陽くんは 両手を大きく広げて私を待ってる。 私は、しっかりしない足に力を入れて 立ち、朝陽くんの元に走った。 ぎゅっ!! 朝陽くんの胸に飛び込んだ私を 朝陽くんは凄い嬉しそうな顔で抱きしめた。 「あ、朝陽くんっ………!」 私も朝陽くんの背中に腕を回した。