「だ、ダメじゃないけど………」 「ん??」 なんで、今日に限ってこんなにも可愛いんだろう。 「き、緊張しちゃ…………んん!!」 “緊張しちゃう”と言いたかったけれど、 知らない間に立ち上がっていた朝陽くんの唇に 口を塞がれてしまって言えなかった。 「……っあさ、ひ…くん!!」 誰も居ない図書室に 私と朝陽くんの甘い吐息だけが漏れる。 そして、響き渡る。 スカートを割って入ってくる手をギュッと握り止めた。 「だ、ダメ!!絶対ダメ…」