そしてしばらくの沈黙の後、 私の手は朝陽くんがパッと掴んで 朝陽くんのコートのポケットへと導かれた。 ドクン…ドクン… 私の手と朝陽くんの手の間から伝わる少し緊張を帯びた鼓動音。 私の鼓動音よりも大きくて速い。 この鼓動音は朝陽くんのモノだとすぐに分かった。 もう付き合って2度目の冬を迎えたというのに、 まだドキドキは治まってくれない。 むしろ初めの方よりも高まっている気がす…… あ…… 私たちがこんな感じになる理由を思い出してしまった……