「あ、ありがとう。要くんっ!!」 「麻耶がごめんよ…」 と、要くんは麻耶ちゃんの頭をグイッと下げて お辞儀させていた。 まるで、麻耶ちゃんのお母さんみたい。 「あ、そう言えば要、桐生は?」 「バスケの朝練だよ!」 そっか。 最近サボってるって言ってたね……朝陽くん。 「あ、来愛行かなくていいの?桐生の所!!」 麻耶ちゃんがニヤニヤしながら言うと、 要くんも「行ってこいよ」なんて言う。 私は恥ずかしくなって、 「わ、分かった!!」と言って教室を飛び出した。