あの紙……? あ、アレか…… 私はカバンから紙を出そうと探したけれど、 カバンの中にはあの紙が無かった……… どこ行ったんだろ……… まさか、落としたとか?? ど、どこで………?? 少しテンパった。 そんな事もお構いなく莉子ちゃんは話を続けた。 「あのね、来愛。あたし、戻るんだ………」 莉子ちゃんの言葉にカバンを漁っていた手が止まった。 「え?どういう事………?」 「パパに言われてね。」 なんだか、切ない顔で私にそう言う莉子ちゃん。 「も、戻るってアメリカに?」