「朝陽くん……」 「だからよ。煽んじゃねえよバカ。」 またそう言って私を強くギューっと抱きしめた。 「あ、朝陽くん。私朝陽くんの、 か、彼女でいいの?本当に?」 「ったりめーだ。俺はお前意外いらねえ。」 私は涙を浮かべながら抱きしめる腕を強くした。 しばらく抱きしめられていると 私はなんだか心地よくて眠ってしまった。