「ここだ!!来愛ちゃん朝陽と仲良くね!」 そう言って麻耶ちゃんとどこかに歩いて行ってしまった要くん。 どこ行ったんだろ…… 「来愛、見える?」 「うん。見えるよ。」 花火が始まり、私たちは手を繋いだまま 花火を見た。 手にギュッと力を込めて握ってくれる朝陽くんの手を私も握り返した。 「……あ……き……だ…よ。」 花火の音でかき消されてしまった朝陽くんの言葉。 でも、私には伝わったよ。 「私も大好き。」 ―――来愛大好きだよ。