美人と羨まれる杏奈は、むしろその容姿がコンプレックスとなっています。
そして純粋であるがゆえの偏った潔癖さが、自身を苦しめます。
しかしそんな杏奈も、傷心のあまり東郷歩に逃げようとしてしまいます。
一見矛盾した行動ですが、自分を守るために何かに逃げるのは、ある種の防衛本能です。
そして、才色兼備の鳴海祥子。
これまで、望むものは簡単に手に入れてきたのだろうと想像できます。
それゆえ満たされなくなってしまった所有欲が、歪んだ愛情に形を変えたのでしょう。
東郷歩に限っては完璧なまま終わってしまいましたが、彼は王子様なので良しとしてください(笑)
彼らの人間味は、伝わったでしょうか。



