「うん。あ、修学旅行のお土産何がいいかな?」 「何でもいいだろ?つーか、土産とかいらねぇからな。お前は楽しんで来いよ」 「はい」 大和さんの車を降りて、走り出す車を見送る。 大和さんはあぁ言ってくれたけど。 何も買わないわけにはいかないし。 大和さんのご両親は女の子がいないからか、わたしとチエをすごく可愛がってくれる。 お舅さんにも、お姑さんにも恵まれてる。 そうだ、お土産の事、チエに聞いてみよう!