わたしが疲れていると大和さんが思ってくれたみたいで。 救われた、と思いながらも嘘をついてしまった事にすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになった。 次の日は二人でのんびりしながら本を読んだりしながら過ごした。 キスされそうになったときはなんとか誤魔化して。 なるべく大和さんにくっつかないように我慢した。 そんなわたしに大和さんはただ優しく頭を撫でてくれて。 それだけでとても嬉しかった。