大和さん、呆れたよねきっと。 お風呂から上がったら嫁が寝てるなんて。 ほんとは夫婦でまったり、の時間のはずだったのに。 「わたしバカみたいだ」 あんなに緊張したのに。 「起きたのか?」 大和さんの声がして、思わず大和さんのそばに行く。 大和さんがわたしの事を引き寄せて抱きしめてくれた。 あったかくて、優しい。 「ごめんなさい、先に寝ちゃって」