「早く準備しろよ」


「はい」



今度こそ大和さんが部屋をでていった。


朝から大和さんのあんな言葉をもらえるなんて!



わたし今、世界一幸せな女子高生かもしれない。




「ここまでしか送れねぇけど。」

「ありがとうございます」

「次は家に来いってさ。おふくろが喜ぶ」