そう結論づけた大和さんに無理矢理納得したわたし。


それからは何気ない話をしたりして歩いているうちに大和さんの部屋についた。



鍵を開けて中に入ると大和さんと視線がぶつかった。




ドキドキと、高鳴る心臓の音がすごく速いスピードになるのが分かる。




好き、


大和さんが好き。



零れそうになる言葉を、大和さんの唇がふさいだ。


唇が触れて離れて、また重なって。


離れたくなくて大和さんの腕にしがみつく。


好き、好きだけど。



どうしよう、このままじゃ、


またあの時みたいになっちゃう。