後ろを向くと大和さんが読み終えた新聞を畳みながらやってきた。 「今日何?」 「カレー、です」 「へぇー、ちゃんと教えてもらえよ」 「はい」 おかあさんのいる前でそんな笑顔にならないで下さいよ、大和さん! 心臓が持ちません! 「で、誰が情けないって?」 「あんた達男どもよ!そういえば、お父さんもいつまでもプロポーズしてくれなかったわ」 「んじゃあ親父のせいだな、俺らの責任じゃない」 「そうねぇ」 お母さんまで納得してるし。