続♡大人な彼と恋愛中




「名前で呼んでくれるまで離さへん」



にやりと笑いながら答える。


もう!もう、もう!もう!!


「し、修平くん」


「なに、聞こえへんねんけど」


「修平くんってば!」



わたしがそう叫んだのと同時に手が離れた。


「なんや、もっと手繋いでいたかったのに」

さらっと、そんな事を言う修平くんに少しだけ心臓の鼓動が速くなる。


いや、ダメよこはる!


わたしは人妻なんだからっ!


「ど、どうしてこんな事をするの?」