一緒には回れないんだ、と思うと少し悲しくなって。



だけど仕方ない、って思った時大和さんがすごいことを言ってきた。



「昼までなら大丈夫だぞ」




ぽん、とわたしのあたまの上に乗る手のひら。



わたしが悲しむの、分かってる?



「でも大和さん、仕事じゃ」



「あぁ。でも一緒にいたいんだろ?」



大きく頷くわたしとは反対に呆れ顔の二人。