俺のせいだ。
全部、全部
こうなったのは
俺のせいだ。
こんな事なら、最初からあんなことを言うべきじゃなかったんだ。
こはるがどんな思いをするか
自分でも分かってるくせに――――
エレベータを降りて、自分の部屋に向かう足が止まった。
「こはる?」
ドアの前で体育座りをしているこはるの姿が目に入った。
こんな..ところにいたのかよ
「こはる、こはる」
軽くゆすって名前を呼ぶと、こはるはゆっくり瞳を開いた。
「ん..大和さん?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…