「ふーん。ちゃんと考えてるんだ?」 「おう!ちゃんと将来の事まで考えなきゃな」 将来の事まで 「こはるはどうなんだよ」 「わたし?わたしは大和さんに永久就職してるもん」 だからわたしは何も考えなくてもいい、はず。 そう答えたわたしにミヤマが真剣な表情で言う。 「お前の未来はお前だけのものだぞ?」