「修平、ごめん、ごめんね修平!」
泣き叫ぶかのような大きな声に、みんなが振り返りながら見ている。
修平くんが来ていた事が分かったのか、
それは分からないけれど。
「良かったんじゃない?最後に会えてさ」
「うん」
修平が近づくと、お母さんが修平くんを抱きしめた。
「良かった、ほんとに」
「うん」
親子だもんね。
どんなに離れても、
どこかでちゃんと繋がってるんだ。
切ることが出来ない何かがあるんだよね。
「さて、帰ろうか」
「うん!そうだね」
最後に会えて良かったね修平くん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…