いつの間にかキャッチボールをしていたみたいで、男の子が取れなかったボールがここまで来たらしい。



男の子が此方にやってくる。
修平くんがボールを拾ってしゃがみこんだ。


男の子と目線が合うように。



「名前は何て言うん?」

「しゅうすけ」