続♡大人な彼と恋愛中




「おった」



おった、というのは関西弁なのかな。


その先をじっと見つめる。
修平くんが見ていたのは小さな子と遊んでいる女の人。


わたしもチエも二人を黙って見た。


見ているうちにふと思い出したんだ。



京都の鴨川で、修平くんが言っていた事を。



切なげに、寂しげに話す、修平の顔を。





もしかして。


ううんきっとあの人は。




「修平くんのお母さん?」


わたしの質問に修平くんは小さく頷いた。


「親父が九州に転勤になってな。おれも転校すんねん。こっち側に来ることはもうないやろうし、記念に見ておこうと思って来てん」


違うよね。

見に来たんじゃないよね。