続♡大人な彼と恋愛中



ドン!


っていう音がしたくらい、気付けば大きく大和さんの胸を押し返していた。


驚いた顔をしてわたしを見る大和さん。
視線を咄嗟にそらした。


「あ、あの、えっと」


押し返したくせに、言葉が見つからない。

「わ、悪い。ちょっとふざけすぎたな」


すぐに起き上がって背中を見せる。


「大和さん」

今、どんな顔をしていますか?


傷付いた顔をしてませんか?


違うんです、わたし本当はーー


「さて帰るか。お母さん、心配してる」