初めて感じる、唇の感触。
あったかくて、くすぐたくて、
でもそれだけじゃない。
「んっ、まって、あっ」
「へー、初めて聞いたな、こはるのそんな声」
まっすぐわたしを見る大和さんは
いつも違う。
わたしの知らない大人のケモノの顔。
首いっぱいにキスを落とされて、それだけでもう力が入らなくなる。
このままじゃ、わたし
また大和さんが欲しくなる。
いやらしい気持ちが大きくなっちゃう。
そしたらきっと
きっと大和さんに嫌われる!
「こはる?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…