「へぇ〜?お前か。こはるの浮気相手っつーのは」


まだ誤解してる、大和さん!


「ち、違いますってば!浮気なんてしてませんよ!」


そう抗議するも、大和さんの恐ろしい視線にこれ以上はなにも言えなくなる。


「とにかく、帰るぞ。悪いな、こいつの親が心配してるもんでな」


や、やっぱりおかあさん達に心配かけちゃったんだ


心配しないで、って電話しとけばよかった。


「帰るぞ」


腕をひっぱられて連れて行かれる。


振り返ると修平くんが申し訳なさそうな顔をしていた。


違うのに。


修平くんは何も悪くないよ



「お前どういうつもりだ?」