しょうがないなぁ、今日は一日修平くんに付き合ってあげよう!



それからわたしたちはご飯を食べて、ゲーセン行ったり、
映画を観たりしてふつうのカップルが楽しむようなデートというものをした。


ちらっと大和さんの顔が浮かんだけれど。


そんな時、常に修平くんがいろんな事を言って笑わせてくれた。




遅めの昼が終わったころにはもう3時を過ぎていて。


どこかでお茶をしようと二人で入ったカフェで話をする。



改めて話すといろんな事がわかった。


修平くんは本当は大阪の人で、学校ではサッカー部に入っていた事。


生徒会長なんかして(実際わたしよりもひとつ上だった)見かけによらず
成績もいいということ。(本人は大したことないっていうけれど。
学校名を教えてもらうとわたしなんかでも知っている進学校だったのだ)


将来の夢は..未定ということ。



いろんな話をして、笑いあって、ふざけあって。


そうしている間に、あっという間に6時になっていた。