まさか、私が早川涼祐に、目を付けられるなんてこの時は、考えもしなかった。 それは、昼休みのことだった。 体育の授業に、遅れないように、急いでいた私は、何かに躓いてしまった。 何かなと疑問に思って、躓いた物を確認すると、早川涼祐だった。 私は、いじめの中心人物の早川涼祐に、躓いてしまったみたい。