ヘルニアと私

「ここがヘルニアだね」

若い男の先生が看護婦をはべらし一言。

おい、こら!さっき座骨神経痛って言ったやん!

あれは嘘か!

と、小心者の私は心の中で叫びながら先生の話を聞きました。

「ここにあるのがそう」

レントゲンを指差しながら先生は説明。

素敵にわかりやすい説明、若いのに立派!

と、心の中で先生を絶賛しつつ不安は広がるばかり。