「おーい、おーい」
「…」


俺は女の体を揺さぶる。
しかし、反応はない。


「チッ」


女をベットから突き落とすと血で汚れたベットに横たわる。
頬に女の血がベットリとついた。


「はぁ~~~、楽しかった。お前の事は忘れねぇよ……五分間だけな」


女の右腕を持ち上げ眺める。


「…真っ白な肌に真っ赤な血…あははっはははっ!!」



女の右腕を壁に打ち付けると変な音が鳴った。


今日は実に優雅な一日だった。



あの小学生はすぐ死んだけどこの女は四肢を切断するまで痛んでくれたし…レインだけでは飽きてたからな…。


「呆けてないでこっちきたら?」


俺はもう屍である女に話し掛ける。
ま、当然応答はないけど。



「あはははっははははっはっ!!!!!」




実にいい。



人間とは面白い生き物だ。