「んっ…」



ズキズキとまだ後頭部が痛む。


「やぁやぁ」
「!?」

突如声がしたかと思うと自分がベットに寝かされ身動きが取れない事に気が付いた。
これって…手錠?それに…足枷まで…


「おはようございます、岡田美和子先生」
「貴方…誰なの」
「俺?俺は……ヒミツ★」
「何の用」
「お姉さんみちゃったっしょ?」
「はぁ?」
「お姉さんを口止めで殺さなきゃいけないんだ。」
「!?」
「大丈夫ゆっくり…ゆーっくり殺してあげる❤」


男が何かを取り出す。
それを見た時私は絶句した。


「チェ……チェーンソー…っ」
「少し痛いけど…ま、その方が死に甲斐があるっしょ?」
「やめっ」
「行くよ?」



ウィーーーーーーーンッ



部屋中にチェーンソーの機械音が響く。


それは段々私に近づいてきた。




ギシュウウウッ



「うぎゃあああああああああっ!!!!」
「あはっはははっ!!いい叫び声っ」
「ひぎゃああああっ…うぎぃぁっ」


チェーンソーの鋭い刃は私の左腕の関節に食い込んでくる。



言葉に表せないほどの痛みが私を襲う。