春ちゃんが小学校を卒業する日。 俺は友達と一緒に、6年生の教室に行った。 制服を着て大人びた彼女を見ると、 何だか自分の心に、ぽっかり穴が空いたような気持ちだった。 遠くに行かないで… 春ちゃんは教室に来た俺を見つけて驚いてたけど、 ニコッとして近づいてきた。 やべぇ、なんか心臓がバクバクする。 「春ちゃん、卒業おめでとう。」 「ありがと、トモ。 しばらくお別れだけど、 また会えるよね! ホント楽しかった。ありがとう。」 "楽しかった" って… 期待して良いのかな、俺。