思ったよりもさらりと座れた。 よかった。 ちらりと横を盗み見た。 『、っ』 目が、あった。 やば。逸らせない。てゆうかなんで向こうも逸らしてくれないんだろう。 息が詰まる。 心臓の音が聞こえる。 「いつも、」 『え、』 「いつも、同じ電車に乗ってるよね、青葉高校?だよね、その制服、」 話しかけられた!どうしよう。 パニックだ。 『うん、』 ああ、なんでもっとうまく返せないんだろう。 これじゃあすごい無愛想な子じゃん。