「付き合ってから大翔の態度変わっちゃうし、話しかけるのもメールするのも私から。休みの日になんてデートもしたことないし。大翔私に飽きちゃったんだよね。ごめんね」


言いたいこと全部言えた 。


「ごめん…………俺、夏保と付き合えて嬉しくて。でも意識し始めたら何もできなくて」


大翔の手が私のほほに触れる

「本当は夏保と話したいしデートもしたいし、触れたい。」


「…………ほんと ?」


「あぁ。今までの俺を許してくれるか ?夏保をちゃんと大事にする」


私って本当大翔に甘いなぁ
こんなこと言われたら
今までの辛いことなんて
ちっぽけなことに感じちゃう 。