「はぁっ?襲われた時の状況ぅ?」
「はい、誰かにお話しましたか?」
「いや、これ言って警察官以外には話してはいないが?」
「そうですか…」


レインはこめかみを押さえる。



「ありがとうございます」
「あぁ、お前も十分気おつけろよな」
「はい」



犯人は間違いない…




アイツだ。




「綺羅、今回の犯人が居る部屋だ。ここに綺羅と沙羅で侵入してくれ」
「ラジャー」
「でも、潜入する意味は?」
「意味などない。ただお前等に関心を向けさせる為だ」
「ほうほう…さっぱりわからん」
「とりあえず、結構時間は夜の八時。」
「「ラジャー」」