お風呂と歯磨きを済ませると、私はノートとペンを持って、スタジオに向かった。
コテツが私を見て、シッポを振る。
そんなコテツに手を振って、私はスタジオの中へと足を踏み入れた。
中に入ると、既にキョウセイが待っていた。
「よう」
「お疲れー」
キョウセイはギターを持って床に直接座っている。
私もそこから少し離れて座った。
スタジオに二人きりなんて、なんだかドキドキしてしまう。
「どれくらい進んでる?」
「それが全然。
あと2曲仕上げないといけないんだよね?
焦ってるよー」
「わかった。
じゃ、Dの曲から先にやろうか」
「うん」
「この前山に登った時、何か思い浮かんだ?」
「あー、ちょっとだけ。
でも、全く意味のないことだよ」
「ちょっとノート見せて」
私はノートを広げて、キョウセイに差し出した。
キョウセイはそれを真剣に見ている。
「あー、これいいね。
星の話。
これを広げていこう」
「広げる?」
「星と恋愛を結びつけるんだ。
星と言えばどういうことを思い付く?」
「うーん」
どうだろう…。
「綺麗だけど、地球からは遠いよね。
手が届かない感じ?」
「なるほどな。
よしっ、テーマはそれで行こう。
思いの届かない恋」
ニッコリ笑うキョウセイ。
思いの届かない恋…か。
私は少し、胸の奥がチクリと痛むのを感じた。
コテツが私を見て、シッポを振る。
そんなコテツに手を振って、私はスタジオの中へと足を踏み入れた。
中に入ると、既にキョウセイが待っていた。
「よう」
「お疲れー」
キョウセイはギターを持って床に直接座っている。
私もそこから少し離れて座った。
スタジオに二人きりなんて、なんだかドキドキしてしまう。
「どれくらい進んでる?」
「それが全然。
あと2曲仕上げないといけないんだよね?
焦ってるよー」
「わかった。
じゃ、Dの曲から先にやろうか」
「うん」
「この前山に登った時、何か思い浮かんだ?」
「あー、ちょっとだけ。
でも、全く意味のないことだよ」
「ちょっとノート見せて」
私はノートを広げて、キョウセイに差し出した。
キョウセイはそれを真剣に見ている。
「あー、これいいね。
星の話。
これを広げていこう」
「広げる?」
「星と恋愛を結びつけるんだ。
星と言えばどういうことを思い付く?」
「うーん」
どうだろう…。
「綺麗だけど、地球からは遠いよね。
手が届かない感じ?」
「なるほどな。
よしっ、テーマはそれで行こう。
思いの届かない恋」
ニッコリ笑うキョウセイ。
思いの届かない恋…か。
私は少し、胸の奥がチクリと痛むのを感じた。



