しばらくすると、小山君と亜美と相原君が乗馬から戻って来た。
戻ってくるなり私はすぐに、亜美にしがみついて泣いた。
三人は、私と京香が絶交したことを既に知っているようだった。
「これで良かったんだよ、里桜。
もうあの子のことで苦しまなくていいんだから」
亜美の言葉に何度も頷いた。
「よう言うたな。
それでええねや」
相原君も優しく言ってくれる。
約4年半の京香との付き合いは、こうして呆気なく幕を閉じた。
これで良かったんだと思う。
本当はお互い好きじゃないのに、付き合っていたって意味がない。
だけど、ひとつ気がかりなことがあった。
私が京香と絶交したこと、キョウセイはどう思っているのか…。
それだけが、すごく不安だった。
戻ってくるなり私はすぐに、亜美にしがみついて泣いた。
三人は、私と京香が絶交したことを既に知っているようだった。
「これで良かったんだよ、里桜。
もうあの子のことで苦しまなくていいんだから」
亜美の言葉に何度も頷いた。
「よう言うたな。
それでええねや」
相原君も優しく言ってくれる。
約4年半の京香との付き合いは、こうして呆気なく幕を閉じた。
これで良かったんだと思う。
本当はお互い好きじゃないのに、付き合っていたって意味がない。
だけど、ひとつ気がかりなことがあった。
私が京香と絶交したこと、キョウセイはどう思っているのか…。
それだけが、すごく不安だった。