ダダダダダダダー

ガチャ―
「健太さん何ですか!…え?苺?」
『…直ちゃん?』
「2人とも正解!」

…まさか私の担任って直ちゃんだったの?

高橋 直樹タカハシナオキ
健ちゃんと同い年で、小学校の頃から遊んでくれてた人。健ちゃんよりすっごい頭いい優しい人。

「直樹。今日から苺はお前のクラスの生徒だから。」
「はぁ?!聞いてないっすよ?
…苺よろしくな!」
『うん!よろしく、直ちゃん!』
「さてと、直樹そろそろ時間。」
「そうですね。苺行くぞー。」
『はーい。健ちゃんまたねー。』
「おう!またな。」

ガチャ―パタンー

――――――


「苺、今から言うことは、しっかり聞いとけよ?」
『なに?』
「この学校に一つだけ暴走族がある。名前が“雷鬼“そいつ等にだけは気を付けろ?正統派でも、全国No.3のやつらだからな。わかったか?」
No.3か…関わらないでおこう。
『わかった!』
「よろしい。教室についたから合図したら来いよ!」
『はーい』
…にしても、ここの教室五月蝿いなー。