…こうなることはわかっていたけど
…早すぎるね。ってか恥ずかしいな。ガン見されながら素顔で私の事言うの。そう思いながら、カラコンと包帯を取った。
…言ってなかったけど、左手に包帯をしてたのは、転校してきてからずっとしてました(笑)

包帯を取ったら白夜と來は吃驚していた。
しかも口をポカーンと開けて。
…二人ともイケメンな顔が台無しだよ。

それを見て健ちゃんと直ちゃんが声を殺して笑っていた。

…笑っている奴等はほっとこ。

『今から言うことは、本当の事だから。それを聞いてもう一度一緒に暮らすかどうか決めてほしい。』

「はぁ!?俺そんなこと聞いてねぇぞ!あいつらと一緒に暮らすとか!」
「俺も聞いてないぞ!」
『そこの元不良さんたちは黙っててねー。』
「「…(なにも言い返せない。)
わかったよ。黙っとくよ/黙ってますよ。」」


私は、白夜と來に左手が見えるように見せた。