「おー、まさにナイトだな。」 「うるっせ。」 「あ、あの…夏音くん、行こ…?」 杏里が、俺に助け船を出した。 てか、ほんとタイミング良すぎ。 「はは、オレもしかしてめっちゃ嫌われてる?」 「当たり前だろ。」 杏里は、おまえのこと嫌ってるよ。 「…。」 急に、天野は黙った。 「…杏里、行くか。」 「うん!!」 俺がそういいながら手をさしのべると、杏里は赤くなりながらも手を握ってきた。 それが、なんだか昔の天野と被ってて。 思わず、微笑んでしまった。