杏里を、食堂まで送る。 「ごめんな? アイツ、調子乗るから。」 「うん。いいけど…わたし、あの人嫌いかな。」 「…俺も。」 杏里とは、そこで話題がとぎれた。 「…じゃ。」 「送ってくれてありがとう。あの…たまに、学校とかでも話しかけていい?」 いや、いいもなにも、そこらへんの女より大分マシだよ。 「杏里なら、大歓迎。」 そういうと、杏里は顔を赤くして、微笑んだ。