息を荒くしながら、先輩を見上げる。
「よ、夏音。」
今はただただ、憎いだけだ。
「発作、止まったろ?」
「なんで、発作の…」
「発作のこと知ってるかって?
俺は夏音のことなら何でも知ってるから。」
それはそれで怖い。
「なにしに、きたんですか…
散々人を、不幸にしといて…!!」
俺は力の限り怒鳴る。
「俺は夏音が欲しい。
夏音を自分のものにするためだったら、なんでもする。
それが俺だ。」
「…ッさい、ていだ…!!」
「そんで、俺と付き合う覚悟はできたかな?」
「死んでも嫌だ!!」
「…あっそ。
ところで、夏休み初日から合宿。
…楽しみだな?」
ハハハ、そう笑って、先輩は部屋を出て行った。


