「ッ夏音…」 「もう、いい。 充分だ。 答えがでるのは、あまりにもあっけない。 …天野以外には、抱かれたくなかったのに。 それすらも、信じてもらえないんだろうな。」 「夏音ッ…「じゃあな」 俺はそう言って服を掴み、部屋を走って出て行った。 「夏音───────…!」 もう、なにもかも分からない。 自分がどうしたいのかも、なにをしたいのかも なにも、分からない。 俺は何かにとりつかれたように、どこかわからない町の中を、必死に走った。