─────────
──────
───…
「天野、好きだ」
それから毎日、俺は天野に“好き”と言った。
見えなくならないように。
曇らないように。
「…うん。
夏音、オレもスキ!!」
天野は笑顔で返してくれる。
「じゃ、学校行くか!!」
いつものように、2人で登校する。
しかし、今日は校門で、東悟先輩が待っていた。
無意識に俺の足が止まる。
天野は先輩を睨んだ。
「テメェ…夏音になんかしたろ」
「別に。
俺は気持ち伝えただけだけど。」
「はぁ…!?
夏音、告られたのか…!?」
「…ッあ、その。
黙ってて…ごめん」
「…チッ
夏音になに吹き込んだんだよ…!」


