「あ、わかった。
おまえ、からかってんだろ。
お前が酔ったときの仕返し?
つか、それ逆だし。
あ、それとも、二年前のキス?
あれなら仕返しであってるか。」
俺は自嘲気味に笑った。
「…っだから、違うっていっ──…「そうじゃなきゃ!!」
俺は天野を遮る。
「そうじゃなきゃ…ダメなんだよ。
そうでなきゃ…俺は…
オマエに好かれる理由が分からない…!
俺は、天野にあんなにもヒドいことをしたのに…!
無理矢理、キス…したのに、俺は天野に嫌われてるはずなのに…っ!!」
知らず知らずのうちに流れた涙。
はは、無様だな。


